2018 Happy Bag (Box)

2018 Happy Bag (Box) 4 「Valk3 mini の話」


最後に希が欲しかった
当たりキューブ
Valk3 mini Stickerless
について


※ Valk3 mini Stickerless

何気にステッカーレスの
キューブは初めて
綺麗な色です( ´ ▽ ` )

世界的トップキューバー
🇳🇱Mats Valk 監修のキューブ
彼はこの Valk3 で
(実際使用したのはValk3M
 マグネット付き改造品
 アメリカの特定のショップで
 のみ発売)
世界記録(2016年当時)
4.74秒を記録した!

それ以降キューブ界は暫く
Valk3(マグネット無し)に
席巻されることになる

この時の世界記録
4.74秒を記念して
発売されたのが
Valk3 mini である

世界記録 4.74秒にあやかって
55.7mm であるValk3 を
47.4mm で再現したのが
この Valk3 mini なのだ

mini とはいえ
構造はしっかりしていて
サイズ的には
2x2x2 よりも小さいが
手にすっぽりと収まり
通常サイズのキューブと
持ち替えても
十分に対応できる

※サイズ感

調整らしい調整もせずに
がんがん回る

実は現在の単発・平均タイム
希のベストはどちらとも
この Valk3 mini で記録した
単発 38.482秒!!
平均 47.486秒 (ao5)!!
平均 51.099秒 (ao12)!!

PB (Personal Best) 38.48
ao5Sub50
ao12Sub60

現在希のベストキューブ!
mini のくせに凄いヤツだ (°▽°)

2018 Happy Bag (Box)

2018 Happy Bag (Box) 3 「YueXiao pro の話」


First Impression は
「 最 悪 」の一言!

希メインキューブ
YueXiao に Pro の名を冠した
後継機なのに……


※YueXiao Pro

重い、とにかく重い!
回し心地は YueXiao のような
カラカラと鳴る
乾いた滑空感はなく
湿った感覚のガチャガチャ感
唯一似ていると言えるのは
音がやたらにデカいことだけ
ヽ( ̄д ̄)ノ

良く言えばクリック感が
しっかりしていて
一回転毎に「回している」と
はっきりと感じられる点
丁寧に回すにはいいかも

だがとにかく
この回転の重さだけは……

とにかく調整が必要だが
YueXiao Pro には
YueXiao のような
調整用のキットはない
回転が重すぎるので
選択肢はネジを緩めるしかない

いい感じまで緩めてみたが
今度は耐久性がほぼ無い
(爆)

POP やピボットという状態が
よく起きるようになった(汗)

ごりごり回すと
キューブがバラバラに
壊れてしまったり
(元に戻れせば
競技を続行できる
当然タイマーは止まらない
外れたパーツが多いと
棄権するしかない)
パーツが回転して捻れて
(絶対に完成しなくなる為
元の状態に戻して続ける
当然タイマーは……云々)
しまったり

しかし第一印象はどこへやら
なんと今ではメインだった
YueXiao に匹敵
いや凌ぐタイムが
出るようになった

YueXiao では未だに
最速 43.196秒だが
この YueXiao Pro では
最速 39.179秒と
見事に40秒を切る記録が (≧∀≦)

何気に GAN356 Air S よりも
速かったりする(汗)

最近もタイム測ってる最中に
見事にポップしたが……
結構気に入ってきた(笑)

希の無茶な調整の結果の
極端な耐久性の低さという
大きな弱点を抱えながら
メインキューブ候補として
存在感を増している

2018 Happy Bag (Box)

2018 Happy Bag (Box) 2 「GAN356 Air S の話」


ただ今人気 No.1!
マグネティックキューブ
GAN356 Air SM の
マグネット無しバージョンw
GAN356 Air S

※GAN356 Air S

どうせなら大当たりの SM が
欲しかったところだがw
マグネット無しとはいえ
今回届いた福箱の中では
最も高価なキューブだ
何気に最新キューブを
使うのも初めてだ

手にした瞬間驚いたのが
軽い、とにかく軽い!
マグネット付きの SM でも
重量が重くならないようにと
徹底した軽量化が図られ
さらにマグネット無しだと
これでもかというほど
とことん軽い!

さらに回して驚くのが
軽い、とにかく軽い!
GAN のキューブを
手にするのは初めてだが
高い人気を誇っている
理由がよくわかる

回転の軽さ
柔軟性の高さ
耐久性の高さ
バランスが素晴らしい!

かなり強引な
無茶な回しかたでも
がしがし付いてくる

そして最近の GAN キューブの
大きな特徴が GES
(GAN Elasticity System)
である

キューブは自分に合うように
細かな調整を行うが
この GES は 7種の強さの
異なるスプリングを
カートリッジに収め
交換することで簡単に
回転の軽さを変更できる

GAN356 Air S には
標準搭載の Colorless
さらにオプションで 3種
軽い Green Blue Purple が
付属してきた


※付属の GES

そしてこの GES の締め具合で
回転の軽さを維持したまま
キューブの柔軟性(遊び)を
変更することで自由度の高い
細かな調整を可能にしている

希メインキューブ
YueXiao に導入していた
Dual Adjustment Kit 同様
いやより自由に調整できる

現在まだ試行錯誤の段階だが
2番目に軽い Blue GES を使用して
そこそこ満足できる状態だ
まだまだ伸び代があるハズ

そして希のこのキューブでの
最速記録が 39.469秒!!
初めて 40秒切った〜 (≧∀≦)

2018 Happy Bag (Box)

2018 Happy Bag (Box) 1 「2x2x2 の話」


2x2x2 は友人に借りて
一度だけ遊んだことがある
そんな程度でよく知らないw

だから(揃える)手順も
3x3x3用をそのまま

動きに無駄が多いので
タイム云々は
何も言えない(笑)

今回の福箱には
2つ入っていた
QiYi WuXia と
GuoGuan XingHen M だ

現在 2x2x2 での 1番人気は
マグネット搭載の
WuXia M みたいだが
希の元にやってきたのは
マグネット無しの
普通の WuXia だ


※QiYi WuXia

さすが人気 No.1!
マグネット無し版でも
回した瞬間にわかる
性能の高さ
ぐちゃぐちゃ乱暴に回しても
ピッタリ指先についてくる
この感覚は 3x3x3 にはない
気持ち良さ


※ GuoGuan XingHen M

次いで XingHen M
競技用 2x2x2 で人気 No.2
こちらはマグネット搭載だが
マグネットの感覚や特徴が
全く感じられない……
回転が何かもたもた重いのだ

どうも初期状態よりネジを
緩めると良いらしい

少し回転を軽くしてあげると
ぽくぽくというマグネットの
感覚をはっきり感じて
とても面白くて気持ちいい
( ´ ▽ ` )

2x2x2 は各社ほぼ横並びで
性能的にはキワキワまで
進化しているようで
どれを選ぶがは好みの問題
と言われているが
この2つを比べると
マグネット有り・無しと
はっきりとした違いがある
にも関わらず甲乙つけがたい
(2x2x2 初心者の希の言w)

どちらか1つを
誰かにプレゼントしろ
と言われたら
数日悩み抜くだろう(笑)

どちらも回していて
気持ちのいいキューブ
2x2x2 の手順も
覚えようかな〜
(`・∀・´)

2018 Happy Bag (Box)

2018 Happy Bag (Box) 0 「年末の話」


あっッッッっと言う間に
2018年も 3ヶ月が経ち
季節はもう春……

更新サボりすぎだな〜(汗)

先ずは年末の話──

年末に福袋を買ったのです──
正確には『 福 箱 』(?)
ですが……


師走も半ばを過ぎ
年の瀬も押し詰まった日
Twitter の TL に
次のようなツイートが流れた

「本日 20時頃
 福袋 (箱) 販売」

希ご用達のネット通販
立体パズルショプの
tribox のアカウントからだ

50箱限定で 1箱 5,000円
さらに 50箱全ての内容が
ホームページ上で
全公開されていた

5個入りで
組み合わせは様々
大当たりもあれば
中当たりもあり
ちょっとした小物パズルも

希個人的な当たりもあった
どの組み合わせの箱が
送られてくるのかは運次第

んで届いたのがコレ




※外箱と本体

内容は上段左から
1 QiYi WuXia(2x2x2)
2 QiYi Valk 3 mini(3x3x3)
次いで下段左から
3 GAN356 Air S(3x3x3)
4 GuoGuan YueXiao Pro(3x3x3)
5 GuoGuan XingHen M(2x2x2)

コレって……ガチの競技用じゃんw

大当たりではないけれど
欲しかった Valk3 mini が
希的には当たり!
いいラインナップです(^ ^)


次回からは
それぞれのキューブについて
書いていきます ( ‘ x ‘ )!

希 Keyboard 夜話

最終夜「キーボードへのこだわり」

希の使用キーボードは PFU の 「Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac(以下 HHKB Mac)」である、Lite2 であるのがちょっと寂しい……。お値段 5,800円と、とてもお安いキーボードとは言えないが、これでも廉価版、希のおさいふが許す限界だった(汗)

最近 PFU は(Lite ではない Proシリーズの) Bluetooth版を発売、ここのところあちらこちらで、この「Happy Hacking Keyboard Professional BT(以下 HHKB BT)」のレビューやら購入記事のブログが目に付いて、というか気になって読みに行っている。しかしというか、やはりレビューを読めば読むほど無性に欲しくなる(笑)、しかし! お値段 27,500円!! そう HHKB Pro シリーズは生涯の相棒にさえなり得る、超高級キーボードなのだ。

もちろん「HHKB Mac」も良いキーボードである、多分 Pro シリーズとは違うのだろうが、文字を入力する楽しさを味合わせてくれる。しかし入力時のキー音が少々大きかったのと、押込時の抵抗が若干重かったため、キーボードを一旦バラし、メンブレンと呼ばれるキーひとつひとつのスプリングの役割をしている、一枚物のシリコンシートにボッコボコに穴を開け、本体とキーが触れる部分にゴムシートを貼り衝撃を和らげたり、と相棒を散々な目に遭わせてしまったが、タッチも音も柔らかくなりイイ感じである。夜中も気にせず打てるようになったのは大きい。DynaBook のキータッチを思い出してしまう。

Lite2 はキーと基盤が接触する機械的スイッチである、かたや Pro シリーズは、静電容量無接点方式という物理接触が少なく、耐久性が高く長持ち、そしてキータッチは何といっても Lite2 とは別物という。

しばらく本気で「HHKB BT」を買おうかと思ったものだが、Bluetooth の利点といえばケーブルレス、それと iOS 端末(iPhone, iPad)でも使えるということ!

しかしよく考えると iOS では問題がある、キーカスタマイズと親指シフトである。このコンビネーションがないと気持ちよく打てない……、親指シフトは何とかなる(エディタとしてはかなり妥協する)アプリがあり、「HHKB BT」と連携できるが、いかんせんキーボードショートカットである、ほぼ手癖で反射的に出る動作なので、これが引っかかるとかなりのストレスである、これは私が「M$ Office」を使えない理由でもある。

さらに、「HHKB BT」使用者の多くの方がおっしゃる、『Type-S の Bluetooth版を出してくれ〜』との魂の叫び(笑)がある。

「HHKB BT」のベースとなった Professional と、「Happy Hacking Keyboard Professional Type-S(以下 Type-S)」 でもさらにキータッチが違うという。「Type-S」はズバリ PFU のキーボードのフラッグシップである、30%もの静穏化に成功し、各キーの”あそび”を減らした究極のタッチ感との噂、iOS や外出先での使用に魅力を感じないなら、USB 接続であっても「Type-S」もイイかも……(‘ x ‘ ) お値段はやはり 27,500円だけど……(><;)

嗚呼……おさいふの神よ、お許しください、誘惑に負けてしまいそうです(希)

希 Keyboard 夜話

第七夜「MAC の入力環境設定」

 「MAC」の OSX で最初に行う設定は、個人用のキーカスタマイズの設定。ホーム(ディレクトリ)内のライブラリ(ディレクトリ)を表示し、その中の KeyBindings(ディレクトリ)下の DefaultKeyBinding.dict(ファイル)を編集する。これはただの xml の書式で書かれたテキストファイルであるため、テキストエディタ等で直接閲覧・編集できる。KeyBindings(ディレクトリ)がない場合は自分で作る(笑)、もちろんファイルも。以下に希用の設定ファイルを貼っておきます。

~/Library/KeyBindings/DefaultKeyBinding.dict 内容

(※一部文字抜けの為、テキスト入力で変更 ”Left” “Right” “Page Up” “Page Down” の 4キー)


<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
	<key>$"Left"</key>
	<string>moveWordBackward:</string>
	<key>$"Right"</key>
	<string>moveWordForward:</string>
	<key>^,</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^.</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^/</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^:</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^;</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^@</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^A</key>
	<string>moveWordBackwardAndModifySelection:</string>
	<key>^D</key>
	<string>moveRightAndModifySelection:</string>
	<key>^E</key>
	<string>moveUpAndModifySelection:</string>
	<key>^F</key>
	<string>moveWordForwardAndModifySelection:</string>
	<key>^S</key>
	<string>moveLeftAndModifySelection:</string>
	<key>^U</key>
	<string>redo:</string>
	<key>^X</key>
	<string>moveDownAndModifySelection:</string>
	<key>^[</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^]</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^_</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^a</key>
	<string>moveWordBackward:</string>
	<key>^b</key>
	<string>setMark:</string>
	<key>^c</key>
	<string>pageDown:</string>
	<key>^d</key>
	<string>moveRight:</string>
	<key>^e</key>
	<string>moveUp:</string>
	<key>^f</key>
	<string>moveWordForward:</string>
	<key>^g</key>
	<string>deleteForward:</string>
	<key>^h</key>
	<string>deleteBackward:</string>
	<key>^i</key>
	<string>insertTab:</string>
	<key>^j</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^k</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^l</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^m</key>
	<string>insertNewline:</string>
	<key>^n</key>
	<string>selectToMark:</string>
	<key>^o</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^p</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^q</key>
	<string>noop:</string>
	<key>^r</key>
	<string>pageUp:</string>
	<key>^s</key>
	<string>moveLeft:</string>
	<key>^t</key>
	<string>deleteWordForward:</string>
	<key>^u</key>
	<string>undo:</string>
	<key>^v</key>
	<string>centerSelectionInVisibleArea:</string>
	<key>^w</key>
	<string>scrollLineUp:</string>
	<key>^x</key>
	<string>moveDown:</string>
	<key>^y</key>
	<array>
		<string>deleteToBeginningOfLine:</string>
		<string>deleteToEndOfLine:</string>
	</array>
	<key>^z</key>
	<string>scrollLineDown:</string>
	<key>~"Left"</key>
	<string>moveLeftAndModifySelection:</string>
	<key>~"Right"</key>
	<string>moveRightAndModifySelection:</string>
	<key>~"Page Up"</key>
	<string>scrollPageUp:</string>
	<key>~"Page Down"</key>
	<string>scrollPageDown:</string>
</dict>
</plist>

 編集にはその名もズバリ、「KeyBindingsEditor」 を使うと良い。

keybindingseditor

 Open から User Key Bindings を選ぶと、個人用の設定ファイルを開いてくれる。System 用ファイルは、デフォルトでは書き込み禁止だし、もし設定に失敗したとしても、上記の dict ファイルを削除してログアウトすれば、初期状態に戻るため安心して使用できる(とはいえ設定ファイル書換えは自己責任の世界です)。

希 Keyboard 夜話

第六夜「その後の日本語入力環境」

 新しいコンピュータの購入後、もしくは以前の趣味(笑)である OS のクリーンインストール後には、まず何はなくともキーボード周りの環境を設定することが慣例となった。

 テキストエディタや日本入力 IME は、極力カスタマイズ可能なものを選び、もしカスタマイズが無理でも、前章でのショートカットキーに準拠するものを選定する。「親指シフト」に関しては、現在までに以下のようなエミュレータを使用してきた。尚、現在では配布、開発が停止した物もある。

  • 親指ぴゅん (MS-DOS)
  • Oyayubi.init (Mac OS)
  • Nickey (Mac OS)
  • 親指ひゅんQ (Win)
  • Q's Nicolatter (Win)
  • TESLA (OSX)
  • TESLA 野良ビルド (OSX)
  • Anthy [IME] (Unix [Debian])
  • KeyRemap4MacBook (OSX)
  • Karabiner (OSX)
  • Lacaille (OSX) ※追記 Oct/13/’18

 現在は「Karabiner」を使用、「親指シフト」の設定以外は使っていないが(汗)かなりの多機能アプリ、システムのキーアサインを変更するため、ネットと首っ引きで設定ファイルも作ってみたが結局は使わず、親指シフトのみの使用である。

 テキストエディタは MAC 用の「Jedit」の使用が多かったが、現在では、「MAC」のシステム定義(初期状態でのショートカットキー)の個人設定ファイル自体を書き換えることで、かなり満足のゆく環境を構築することができ、アプリに依存せずに入力環境を構築できるようになった。ただ最近 IME をキーカスタマイズのやりやすい「かわせみ2」に変更したため、まだ辞書が自分用に最適化されておらず、変換候補に若干違和感がある。

 IME を「かわせみ2」に変更したのは、以前から気になっていたのもあるが、それまで使っていた OSX 標準の「ことえり」等が、キーカスタマイズができなかったことが大きい。キーカスタマイズができる「Google 日本語入力」も試したがとにかく設定画面が判りづらい、自分の言葉で文章を紡ぐ、という感覚にもなれない。「ATOK」はハナから論外で、やはりお仕着せの正しい日本語(確かに正確だろう)が、文章から”条希”臭を消してゆく。

 教師や医師などには「ATOK」、ネットニュースやブログを書く人には「Google 日本語入力」、システム標準の安心感「ことえり」「ライブ変換」、カスタマイズ優先の「かわせみ2」といったところでしょうか? (Unix 系の IME もありますが)

 これから「かわせみ2」の変換精度が、どれほど”条希”色に染まってゆくのか楽しみです。

希 Keyboard 夜話

第五夜「文章を編む快感」

 そして愛用の無料日本語FEP、「WXP」が満を持して製品版として登場した! その名も「WX II+」! (無印の「WX II」は J-3100 に対応していなかった)

 日本語入力の全ての機能、操作にキーボードショートカットが自由に定義でき、辞書も空辞書を作り一から手作りで育てていくことのできる、まさにフルカスタマイズ可能な、当時としては斬新な FEP だった。

 フルカスタマイズ可能な両ソフト、テキストエディタ「VZ editor」、日本語入力FEP「WX II+」。この二つを使用する頻度の低い機能を排除する形でカスタム、徹底的に両ソフトの操作感、ショートカットキーを対応させた。

——————————
Control + m = [Enter]
Control + h = [BackSpace]
Control + g = [Delete]
Control + i = [TAB]
Control + u = [Undo]
Control + e = [↑](変換候補移動)
Control + x = [↓](変換候補移動)
Control + s = [←](文節、キャレット移動)
Control + d = [→] (文節、キャレット移動)
Control + a = [Shift] + [←](文節長 -1)
  <編集時>[1Word Left]
Control + f = [Shift] + [→](文節長 +1)
  <編集時>[1Word Right]
Control + r = [PageUp](変換候補頁移動)
Control + c = [PageDown] (変換候補頁移動)
Control + j = (ひらがなへ変換)
Control + k =(カタカナへ変換)
Control + l =(半角英数へ変換)
——————————

 基本形はこの様な形で仕上げた、このキーレイアウトは現在でもそのまま使用している。

 ここに「親指シフト」が加わり、日本語入力に関するストレスは、ほぼなくなる。

 そんなある夜、寝つけずにいた希はおもむろに起き上がり、「DynaBook」を寝床の上に置き、ドカッとあぐらをかきポチポチとキーボードを押し始めた。そのまま 2時間集中し一気に文章を書き(打ち)続け、気がついた時には短編小説が一作でき上がっていた、その 2時間の間は、自分の頭に浮かんだ文章が、ダイレクトにディスプレイに表示されていた、世界には文章を考える脳と、文章が表示されるディスプレイと、その文字を追う二つの眼だけが存在していた、はっきりとそう感じた。このとき文章を打つ指先と、それをコンピュータに伝え続けるキーボードは、存在していなかった。あの感覚、快感は OS が GUI になり、ハードディスクが主流になり、FEP が IME になり辞書は肥大化し、「VZ editor」も WX シリーズも消え、もう味わえなくなってしまった。

 ただ「親指シフト」だけはいつも私の指先に……。

希 Keyboard 夜話

第四夜「ローマ字入力からの卒業」

 ここまでくると、コンピュータ雑誌などのキーボードや日本語入力に関する記事には敏感になる。「WXP」以外の日本語入力 FEP の特徴や機能、かな入力とローマ字入力メリット、デメリット。「DynaBook」のキータッチが良いというのも、この頃知った。

 そしてついに知ってしまうのである、「親指シフト」の存在を……。

 「親指シフト」それは富士通が自社のワープロ専用機に搭載していた、人間工学や独自の日本語解析に基づき開発された日本語入力方式(及びキーボード本体)である。日本語を話すように、リズミカルに入力でき、ストレスフリーな環境を実現。

 これがとにかく入力が速いというのだ。その頃よく行われていた(らしい)、キーボードによる日本語入力スピードを競うワープロコンテスト、そのどの大会でも「親指シフト」遣い(親指シフター)が上位を独占していたという。

 そこまで言われたら、使ってみるしかない!

 本来専用キーボードの使用を前提としたものだっが、これをソフトウェア的に実現しようと、当時 MS-DOS 用に「親指ぴゅん」という無料のソフトが作られた。この「親指シフト」ソフトウェア・エミュレーションの流れは現在まで続いており、様々なソフトウェア/アプリが有志の方々によって開発されている。開発が終了されたプロジェクトもあるが、その度に新たなプロジェクトが立ち上げられ、今でもあらゆる環境で「親指シフト」が利用できる。

 この「親指シフト」、試してみて最初につまずくのは、キーボード表示である。当たり前の話だが、専用キーボードでもない限り、普通日本語用キーボードのキーには、アルファベットとかな入力用の日本語しかプリントされていない。「親指シフト」は独自配列のため、どのキーを押せば、何の文字が入力されるかが判らない。つまりキー配列を丸暗記する(もしくは身体にたたき込む)しかない。強制的なブラインドタッチ習得である(笑)

 まあ1週間ほどで打てるようになり、1ヶ月もすれば「親指シフト」以前のスピードくらいには追いつける。